格安SIMのデメリットとは?安い反面、ダメなところを解説します

格安SIMのデメリット格安SIM

格安SIMに変えたいけど、変えることで困ることってあるのかな?

今回はこのような悩みを抱えているあなたに向けた記事となります。

私自身、格安SIMを4年ほど利用しています。格安SIMに切り替えるに当たって、この記事を読んでいただいているあなたと同じように悩みました。

大体同じようなことに疑問や不安を抱えていると思うので、この記事を読んでいただくことで、解消していただければと思います。

スポンサーリンク

格安SIMに切り替えることに対する不安って?

今あなたが使っているスマートフォンはどの会社と契約しているものでしょうか?
多くの方が、ドコモ / au / ソフトバンクのいずれかだと思います。

では、なぜその会社でスマートフォンを契約したのでしょうか。
恐らく、他に選択肢がなかったからですよね。3社ともとても有名な会社で、信頼があります。

3社とも同じような料金体系だし、店頭販売の営業の方がイイ人だったから契約したのかもしれません。
でも、時代は格安SIMでの格安運用です。格安SIMに切り替えることで、今の月額費用を大きく安くできます。

多くの人は、「格安SIMって難しそう」とか、「なんか怪しい」というネガティブイメージを持っています。

なぜネガティブイメージを持ってしまうのでしょうか。
それは、未知のものを受け付けたくないからだと思います。

新しいものが入ってくると、今までの自分の知識が通用しないかもしれないので、抵抗する力が働いてしまいます。
あなたにはその殻を破って、是非格安SIMデビューしていただきたいです。

ちょっと話が逸れましたが、多くの人が格安SIMに対して持っている不安は以下です。

  • 怪しい
  • 安かろう悪かろうなんでしょ?
  • なんか貧乏クサイ
  • なんで安くなるの?

順に解説していきます。

格安SIMってなんか怪しくない?

僕が初めて「格安SIM」という言葉を聞いた時、同じように怪しく思いました。
なぜなら、「格安」っていう言葉が入っているし、「SIM」っていう聞きなれない単語も入っているから。

要するに拒絶反応ですw

いまだに「格安」という単語にはピンと来ないです。もっと良いネーミングないのかなー。
「SIM」はもうメジャーな言葉ですよね。

※わからない方はこちらをお読みいただければと思います。(楽天SIMの紹介ページですが、SIMについてわかりやすくまとめられています)

「格安SIM」という言葉自体に怪しさはありますが、「廉価SIM」とか「安価SIM」とかならどうでしょう。
なんか安っぽくなっちゃいましたねw
良いんです。格安SIMって安いんだから。

私は4年間IIJを利用していますし、世の中も格安SIMへの移行が進んでいます。
2014年に格安SIMを利用していた人は1%程度だったのに対し、2019年時点で12%にまで伸びでいます。

それだけ認知度が上がったのもありますが、信頼も勝ち得ているということですね。これで怪しさは無くなったのではないでしょうか。

安かろう悪かろうなんでしょ?

正直に言います。「安かろう良かろう」です。
私は月額2000円未満で運用中ですが、値段にも質にも満足しています。

以前、スマホの月額を安くする方法【月額1800円で運用中】でも記事にしましたが、通信速度にも文句ないし、キャリアと契約していた時に入っていたオプションを全て削っても何も困っていることはありません。

なので、安かろう悪かろうというのは完全に先入観だけの話です。

なんか貧乏クサイ

結構こういう人いるんですよね。
ですが、良いものを安く買うことの何が貧乏臭いのかわかりません。

メルセデスベンツを新車で買おうが中古で買おうが、メルセデスベンツに変わりはありませんよね。

いつの時代も、正しい情報をいち早くゲットして行動に移した人が得をします。行動しない人はいつまでも何も成し遂げられません。

同じサービスを受けられるなら、わざわざ高いお金で買う人はいませんよね。

なんで安くなるの?

これは結構本質です。
なぜ安くなるのか、簡単にいうと、

  • 回線の維持費がかからない
  • 人件費を安く抑えている
  • 有料オプションが必須でない

の3つが挙げられます。順にみていきます。

回線の維持費がかからない

どういう事かというと、基本的に格安SIM業者(IIJとかLINEモバイルとか)は、ドコモ / au / ソフトバンクのネットワーク回線を借りています。

自社で回線を持たなくて良いので、維持費がかかりません。回線のレンタル代だけって事ですね。
借りた回線を利用者に貸し出すというモデルです。

人件費を安く抑えている

一部の保険会社とかでもそうですが、実店舗を持たずにインターネットでの申し込みだけを受け付けているので、人件費を大幅に削減しています。

それがそのまま利用者に還元されている形ですね。素晴らしい。
なので、インターネットが使えない高齢層とかは客層としてはターゲット外なのかもしれません。

実店舗を持たないからサービスが悪いのかというと、そうでもないです。

僕が利用しているIIJだと、メール、電話だけでなく、チャットでのサポートも受けられます。
現代的で助かりますね。(一度も利用した事ないですが。)

格安SIMに切り替えることによるデメリット:3つだけ

ここまで、格安SIMに対して抱くであろう不安について書きました。
続いて、本題に入っていきます。格安SIMに切り替える事デメリットについてです。

正直、デメリットというほどのことでもないです。回避策もありますし。

それでも、今お使いのキャリア契約のスマホを格安SIMのスマホに切り替えることによるデメリットを3つお伝えします。

ラインのID検索ができなくなる

ぶっちゃけこれが一番不便だったりします。

相手のLINE IDを検索して友達追加することもできないですし、相手に検索してもらっても追加できません。
とはいえ、代替手段はあります。

僕が新しい友人とラインを交換する時に使う手法は、QRコードによる友達追加です。
自分のラインのQRコードを相手に読み取ってもらうだけ。

やり方はマイナビニュースさんで詳しく解説されているので、ご参照ください。

キャリアメールが使えなくなる

これはそこまでインパクト大きくないと思います。

キャリアメールとは、「@docomo.ne.jp」とか「@au.com」とか「@softbank.ne.jp」とかのことです。各社が用意しているドメインですね。

このアドレスを日常的に使っている方は、代替可能かどうか考えてみましょう。

  • gmailに切り替える
  • yahooメールに切り替える

上記いずれかが可能なら問題なしです。僕はgmailに切り替えました。

今時、友人との連絡はLINEでしょうし、ビジネスでは職場のメールアドレスのはずです。
キャリアメールの出番は、メルマガだけだったりしませんか?
僕の場合はメルマガだけだったので迷いはなかったですw

日常的にキャリアメールを使用していて、どうしても代替できないのであれば、格安SIMへの切り替えには慎重になったほうがいいかもしれません。

通信速度がちょっと遅くなる

各社格安SIM提供業者は、回線をレンタルしている関係上、通信速度が少し遅くなります。

やはり、ドコモ / au / ソフトバンクのほうが通信速度は早いです。
が、気にするほどの差はありません。

実際のユーザーの声をみてみましょう。

確かに、僕もお昼時は遅いと感じます。
なので、お昼時にはスマホを使わず、本を読んだりパソコンで調べ物をしたりしています。

朝の通勤時間とか夕方は遅くないんですけどねー。

結論:デメリットを差し引いても格安SIMに切り替えるべき

格安SIMという言葉のネガティイメージによって敬遠されてきたかもしれませんが、この記事を読んでいただいたことで、少しでも抵抗がなくなっていただけたなら嬉しいです。

これまで述べてきたように、安いからとって悪質なサービスではありません。
ですが、確かにデメリットも存在します。

デメリットをおさらいすると

  • LINEのID検索が使えない
  • キャリアメールが使えない
  • 通信速度がちょっと遅くなる

上記のデメリットを許容できないのであれば、格安SIMに切り替えるのはやめたほうがいいかもです。

デメリットを差し引いても、今のスマホを変えずに月2000円程度にまで下げられるのは魅力的ですよね。
格安SIMに切り替えることで、今までのキャリアには戻れなくなるくらい満足感ありますw

ぜひ、ご検討ください。